ベルばら主要人物 3.おばあちゃん
なんと、3番目の主要人物は、おばあちゃん(ばあや)なんです!!!
マリーアントワネットでもフェルゼンでもありません!
どびっくり。
おばあちゃん:ジャルジェ家で働くこの老夫人は名前がわかりません。
(え?ちょっと待て!マロン・グラッセというれっきとした名前があるはず・・。っと思ってKana版La Rose de Versaillesを見ると老画家のセリフ Bonjour, Madame "Marron Glacé"になっている。"でくくられているんですね。これはもしかしてマロン・グラッセというのはフランス人にとって人の名前には思えないんじゃ?日本語でいうと、「こんにちは、”栗きんとん”さん」みたいな感じ?愛称にしか思えない名前か?くーーー!!)
C'est la grand-mère d'André, mais Oscar la considère un peu comme la sienne.
それはアンドレの祖母です。しかし、オスカルも彼女を彼女自身の祖母のようにちょっと思っています。
(Kana版La Rose de Versaillesでは、オスカルもレニエ将軍もgrand-mèreと呼んでいます。フランス語のgrand-mèreは日本語のおばあちゃんと同じで祖母の意味と年老いた夫人の両方の意味があるのでこれでいいわけです。乳母nourriceというフランス語ももちろんありますが、ばあやはレニエの乳母かもしれないけど、オスカルの乳母ではないわけでこれは使えない。フランス語版ではオスカルもアンドレもgrand-mèreと呼んでいるので、二人は従兄妹のような雰囲気もあります。)
Cette petite femme dévouée au cœur d'or mais au caractère bien trempé (surtout quand il s'agit de punir son petit-fils) ne peut s'empêcher, malgré les consignes du général de Jarjayes, de considérer Oscar comme une jeune fille : elle lui confectionne même des robes, dont Oscar n'en portera jamais qu'une seule, et qui serviront finalement à Rosalie ; Grand-mère s'attache d'ailleurs à la jeune fille comme si elle avait toujours fait partie de la famille.
この小柄な女性は美しい心の献身的な、しかし筋金入りの性格で(とりわけ孫息子を罰する時には)、ジャルジェ将軍の命令にもかかわらず、オスカルを少女のように思うことを我慢することができない。彼女はオスカルのものであるドレスさえ作っている、オスカルは一度きりしか纏わなかったけれど、そしてそのドレスは最後にはロザリーが着ることになる。おばあちゃんは、その上、家族の一部にするかのように常にこの少女に接している。
A la mort d'André et Oscar, elle meurt de chagrin.
アンドレとオスカルの死に際して、彼女は悲しみに死す。
くくく、不覚にも涙が・・・そうだよねえ。アンドレのおばあちゃんがいなかったら、いや、おばあちゃんがオスカルさまをお嬢様として育ててくれなかったなら、オスカルは女の心を持つことができなかっただろうし、この物語は成立しなかった。いやー、フランス語版いいですよぉー。おばあちゃんを3番目の主要人物にもってくる読者にも感動した。
| 固定リンク


コメント